2012/06/18
投稿者:DIG LOOPS INTERVIEW

ARTISTインタビュー「Elegant Ferry」(後編)

DIGLOOPSにてサンプリング音源集Elegant Ferry Presents「Future Loops」をリリースしたElegant Ferryのメンバー3人(Hidenobu Ito / Uno / Mr.Plamo)へ前編に引き続きインタビュー後編公開!

 

 


 

Future Loops

http://www.digloops.com/index.php?main_page=product_info&cPath=102&products_id=278

 


 

 

 

–お気に入りの機材、またはソフトなどありますか?

Hidenobu Ito: エレガントフェリーではliveのみなので特にお気に入りなどはないですが、
以前はYAMAHA PSS-570、YAMAHA DX100、Roland JV-1000などなど。
他にもハードで好きな機材はたくさんありましたがほとんど処分してしまいました。

Mr.Plamo: Rane の Empath というDJミキサーを長らく愛用してます。
スクラッチ対応だけどラインが3chあり、出力も大きくて現場でも力を発揮します。

 

–ちなみにみなさんが最初に買ったシンセは?

Hidenobu Ito: YAMAHA PSS-570というミニキーボード。中1の頃近所の楽器屋で適当に買った物。
大雑把にざっくりパラメーターが動かせるFM音源って他に見たことが無いです。

Uno: YAMAHA SY77。
中学生のとき小室哲哉の影響もあって、当時小室が広告塔になってたYAMAHA EOS B500が欲しくて欲しくて。ショーウィンドウのトランペットを眺める黒人の少年状態でした。
パンフレットをもらってきて学校の机いっぱいにめちゃめちゃリアルにB500の絵を描いてそれを弾くまねをする毎日で(笑) 今でも全然描けると思います。
自分の小遣いで買えるような金額じゃなかったので、親に高校受かったら入学祝いに買ってやると言われ
それを励みに受験勉強を頑張ってた。

いざ進学して買ってもらえるとなった時に、地元高槻の楽器屋に行って実際にB500を触ってたんだけど横にSY77が置いてあって、なんかこれすごいプロっぽくていいなと。
やっぱりB500って入門機っていう位置付けもあってどこかちょっとオモチャっぽく見えて。シーケンストラックが16トラックもあるし、ホイールも3つある!ってなって。
これは後にテクノ作るようになってからだけど、モジュレーショホイール2にフィルターのカットオフを割り当てて、アナログシンセじゃないけどつまみをいじる感覚を味わえて良かった。
当時キーボードマガジンの広告とかで坂本龍一がSY77の広告やってたし、小室哲哉も「Digitalian is eating breakfast」のツアーのシンセソロパートで映画「天と地と」の「合戦」をSY77で弾いててすごいかっこ良かったので教授(坂本龍一)も先生(小室)も使ってるんだし間違いない!と思って無理言って買ってもらった。

自分はそういうとこあって、ドデカホーン買いに行ったのに横に会ったリバティがどうしても欲しくなったりして。本格的なやつ見ちゃうとそっちが欲しくなってしまう傾向がある。
(ドデカホーン=CDラジカセ リバティ=ミニコンポ)

Mr.Plamo: シンセは買ったことないです。
鍵盤が付いてるというところでは打込み用に購入した Novation ReMOTE コントローラーが最初かもしれません。

 

–10代の頃好きだったアーティストは?その魅力は?

Uno: 小学生の頃最初に好きになったのはTM Network。
その後SOFT BALLETとか聞いてて、10代後半のヒーローはProdigyとAphexTwinだった。

ちなみに小室哲哉の魅力は、誰が歌っててもそれとわかる小室節とかっこいいシンセの弾き方かな。
子供の頃は汗だくでギター持ってグワーンみたいにやるのってカッコ悪いと思ってて、
?はシンセに囲まれて軽やかですごいクールに見えた。フューチャー感というか。あとバブル感も子供心に憧れで。音的には「Digitalian is eating breakfast」の頃のキレッキレのデジタルシンセの音が一番かっこいいと思う。ファンにとっても賛否両論あるTKプロデュース期も自分はすごい好き。globeのトラックとかめちゃくちゃ音のクオリティ高いし。この頃の詩も良くて、当時学生だったからよくわからなかったけど、意外と社会に出てからの方がグッと来る内容なんじゃないかと。
当時敬遠してた人も聴き直してみることをオススメします。

Hidenobu Ito: 僕はプログレやらパンクやらたくさんい過ぎて絞れないですが、あえて一般的に知られてない方で言えばSEGAの林克洋さんって人の曲がすごく好きでした。魅力はベースラインです。
80年代の打ち込み使った音楽はなぜか全般的に好みです。

Mr.Plamo: 小6~中1くらいまでは BOOWY、中2~、姉の影響で Best Hit USA でよく流れてたDuran Duran、A-HA、Belrin、Pet shop Boys などもろ80’sアイドルテクノサウンド。
日本のミュージシャンでは聖飢魔IIやThe Boom、Buck Tickってむちゃくちゃですね。

高校からはHip Hopダンスにのめり込んだのでアレステッド・デベロップメント、パブリック・エナミーなどは聞いてましたが同時にXL Recordsのコンピに衝撃を受け、ハードコアテクノ(T99 や KLF )の高速BPMでHipHop を踊るという無茶をしていたこともありました。

ダンスチーム名も何故か Techno Walk、略して「T-Walk」「J-Walkが好きなの?」と言われました。

あと永井真理子も大好きでした。
これは単にショートカットが大好きだという理由です。(渡瀬マキもよかった!)

高校卒業後は2浪したのですがその間は、Junior Boy’s Own をレーベル買いするようになりました。
有名なところでは、Left Field や Under World、Dust Brothers(現ケミカル)です。

他にも、Orbital、US3、Jeasus Jones、そしてデリック・メイやホアン・アトキンスなどのデトロイトテクノなどよりクラブミュージック、特にテクノサウンドに興味を持つようになりました。

 

–今後の予定などありますか?

Hidenobu Ito: Elegant Ferryのライブが今すごく楽しいのでオファーがあればどんどんやっていきたいですね。

Mr.Plamo: いつでもDJでお誘いください!

 

–ありがとうございました