2021/07/07 12:04


あなたのオリジナル楽曲が、プロの楽曲と比べてなんかスッキリと聴こえないなーとか、
迫力ある音で作ったはずなのに、、、、なんかしょぼい音になってしまった。。。とか、
ボーカルの音がうまくバックトラックになじまないなー、、、などと悩んだことはありませんか??

そんな時、知っておくと便利なのが、オーディオミキシングの知識です。
プロの楽曲はプロのミックス -> マスタリングエンジニアによる作業を経て、私たちの元へ届いていますが、
そんなプロのエンジニアにはおよばないまでも、、、少しでもミックスのテクニックを学ぶことで、
プロの音にワンランク近づけるミックステクニック5選をご紹介します!


1. ミックスを成功に導く最初の一歩は楽曲のアレンジから

これは楽曲アレンジの段階で、各楽器の各帯域での役割を明確にし、
帯域の分離を考えてアレンジしましょう。というようなものです。

例えば、コードを引くピアノパートがあったとします。
あなたは両手で、ピアノの低域と中域でコードを刻んだとします。
さて、その左手の低域パートは本当に必要でしょうか??
低域はベースが鳴っているのであれば、ベースに任せたアレンジにした方がスッキリしませんか??

って感じのことを考えてアレンジを考えましょう。
という事です。

2. 分離とレイヤーの活用

レイヤーの活用とは、
例えば、ビートのキックの音色を、1つの音色だけで作るのはなく、
少し帯域をズラした2つのキックの音色を組み合わせて鳴らし、
太い存在感のある音色にしたりします。

分離の活用とは
例えば、シンセPadとリードギターが両方ともやや中央に配置されており、
鳴っている周波数が似ている場合、
リードギターが鳴っている周波数をシンセPadの周波数からカットします。
そのようにして、ギターとシンセPadが分離され、気持ちよく聞こえるようにします。

3. Panを活用する

書いてある通り、ではありますが、
各トラックをパンニングにより振り分けて配置することは、
音を分離させる基本の一つです。

必ずこうすればいいという正解はありませんが、定石はあります。
例えば
・ドラムのキック、スネア
・ベース
・メインボーカル
などはセンターに置くのが定石です。


4.  最適なコンプの使い方をする

コンプレッサーを活用することは音を太くする基本の一つではありますが、
正しく、コンプレッサーのパラメータを理解して使用していますか?
ひとまず、このあたりのパラメータの意味を最低限理解しておきましょう。
Threshold、Ratio, Release, Attack, Knee, Makeup Gain, Output。


詳しい各パラメータのの役割の説明はここでは省略しますが、
コンプレッサーの役割はざっくり分けると、
・音が小さい部分をブーストすることと、
・音のピークを抑えること
の2つになります。

あなたがどの目的でコンプレッサーを使っているのか理解して、使うことが
まず最初に一歩となります。

5. エフェクトやEQで奥行きを生み出す

音に奥行きを出すには、
リバーブやディレイなどのエフェクトで奥行きを出すということがまず一つありますが、
EQでも奥行きを出すことができます。

例えば、以下のようにすると遠くから聞こえる音のようになります
・低域のカット
・高域のカット
・音量を下げる

さらにリバーブを追加すると遠くに音を配置したような錯覚がさらに得られます。
EQもうまく活用いて、前に出すおと、後ろに置く音など、
全体の音の配置に奥行きを出しましょう!


というわけで、あなたのミックス技術をワンランクアップさせるテクニック5つをご紹介しました!
是非、お試しください!


参考記事


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