2025/05/23 11:34

はじめに:コードって難しそう…?

音楽を始めたばかりの方にとって、「コード(和音)」は少し難しく感じるかもしれません。でも大丈夫。この記事では、特によく使われる3種類のコード——メジャー、マイナー、セブンスについて、初心者にもわかりやすくサクッと解説します。

たった3分で、あなたもコードの基本がわかるようになりますよ!




メジャーコード:明るくて安定した響き

メジャーコードは、明るく前向きな響きを持っています。音楽の世界では「基本中の基本」とされ、ポップスやクラシック、ロックなどジャンルを問わず使われます。

例:C(Cメジャー)= ド・ミ・ソ

  • 響きの印象: 明るい、元気、安心感

  • よく使われる場面: サビ、曲の冒頭や終わりなど


マイナーコード:切なくて情緒的

マイナーコードは、少し暗く、感傷的な雰囲気を作り出します。心に沁みるようなバラードや、感情を深く描きたい場面にぴったりです。

例:Am(Aマイナー)= ラ・ド・ミ

  • 響きの印象: 切ない、寂しい、しっとり

  • よく使われる場面: バラード、感動的なシーン




セブンスコード:クセになるオシャレ感

セブンスコードは、メジャーやマイナーに“1音加えた”コードで、少し不安定な響きが特徴です。緊張感やオシャレさを演出し、次のコードへ自然につなげる力も持っています。

例:G7(Gセブンス)= ソ・シ・レ・ファ

  • 響きの印象: オシャレ、少しクセがある、動きを感じる

  • よく使われる場面: ジャズ風の演出、コードのつなぎ目




まとめ:3つのコードを使い分けて音に表情を!

コードタイプ響きの特徴気持ちの印象主な使い方
メジャー(例:C)明るく安定元気・安心感サビ、冒頭、エンディング
マイナー(例:Am)暗く情緒的切ない・しっとりバラード、哀愁のある場面
セブンス(例:G7)少し不安定緊張感・オシャレつなぎ、転調、アクセント




おわりに

コードを覚えることは、音楽を「ただ演奏する」から「表現する」へとステップアップする第一歩です。

今回紹介したメジャー、マイナー、セブンスの3つだけでも、曲の雰囲気はガラッと変わります。実際に音を鳴らしてみて、その違いを耳で感じてみてください。音楽がもっと楽しく、もっと自由になるはずです。


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