2025/05/27 12:50
代理コードで即おしゃれ!DTMコード進行テクニック要点集
「いつものコード進行、もっとカッコよくしたい…」DTMで作曲するなら誰もが思うことですよね。その解決策が「代理コード」です!難しそう?いえいえ、ポイントを押さえれば、あなたの曲がグッと洗練されます。
この記事では、代理コードを使って楽曲におしゃれ感をプラスする実践テクニックをギュッと凝縮してお届けします。
代理コードって何?なぜ効くの?
簡単に言うと「いつものコードの代わりに使える、響きが似ていて、もっとおしゃれなコード」のこと。これを使うと、単調になりがちな進行に新鮮な驚きや、大人っぽい深みが生まれます。
すぐ使える!代理コードでおしゃれ度アップテクニック
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セカンダリードミナントでドラマチックに!
- 効果: 次のコードへの期待感を高め、グッと引き締まった展開に。
- 使い方: 目標のコードの「ドミナント7th」を前に置く。
- 例 (Cメジャーキー):
C → **A7** → Dm
(Dmに対するドミナントがA7)
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サブドミナントマイナーで切なく、都会的に。
- 効果: メジャーキーの中に一瞬マイナーの響きを入れ、切なさや浮遊感を演出。
- 使い方: サブドミナント(IV)をマイナーコード(IVm)に差し替える。
- 例 (Cメジャーキー):
C → F → **Fm** → C
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ツーファイブ進行でジャジー&スムーズに!
- 効果: コード同士の流れを滑らかにし、洗練されたジャズのような響きをプラス。
- 使い方: 主要なコードの前に「IIm7 → V7」を挿入。
- 例 (CメジャーキーでCmaj7へ):
**Dm7 → G7** → Cmaj7
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ディミニッシュコードでスパイスを効かせる!
- 効果: コードとコードの間に挟むことで、独特の緊張感とアクセントを生む。
- 使い方: 半音や全音で繋がるコードの間に経過的に使う。
- 例 (Cメジャーキー):
C → **C#dim** → Dm
代理コード使いこなしのコツ
- メロディ最優先: おしゃれなコードもメロディとぶつかったらNG!
- やりすぎ注意: 効果的ですが、多用するとくどくなることも。曲調に合わせて。
- まず試す!: 理屈も大事ですが、DAWで鳴らして「良い!」と感じるものを。
まとめ
代理コードは、あなたの楽曲表現を豊かにする魔法のスパイス。難しく考えず、まずは一つでも試してみてください。きっと新しいサウンドの扉が開けますよ!色々試して、あなただけの「おしゃれコード」を見つけましょう!